【資産運用】元手が少ない人が投資より先にすべきこと【節約の効果】
投資をする元手がないけどお金を増やしたい…
何か効率の良い方法はないかなあ
本記事はこのような悩みを持つ人のための記事です。
結論から言うと、元手が少ない人が投資で儲けるには、大きなリスクを長期間取り続けるしかありません。しかし、それでお金持ちになれるのは、ほんの一握りの人たちだけです。
それでは、元手が少ない人が早く確実にお金持ちになるにはどうすればよいか?その答えはズバリ「節約」です。つまらない答えですが、これが真実です。
「それができないから元手がないんですけど…」といった声が聞こえてきそうですね…。確かにその気持ちはわかります。ですが、そこであきらめるかどうかが一番大きな分かれ目です!
本記事にて詳しく解説いたしますので、ぜひご覧ください!
節約=我慢ではありません!出来る範囲で節約すれば十分な効果があります!
元手が少ないとはこういうこと
元手がない状態で投資をするのは、シンプルに効率が悪すぎます。
以下、複利5%/年で20年間運用した場合の資産の増分です。
元手が10万円の場合、20年運用しても17万円しか増えません。ちなみに、元手が100万円あれば17万円増やすのに、およそ3年しかかかりません。
このように、投資において元手が少ないというのは、とても不利なことなのです。
資産形成初期において節約は圧倒的に効率がいい
冒頭でもお話ししましたが、元手が少ない時に考えるべきことは節約です。
以下のグラフをご覧ください。
資産運用の初期段階では、毎月5千円を節約して貯金すれば、元手100万円(年利5%)の運用と同じだけの効果を得ることができます。
毎月5千円も節約するのは難しいと思われるかもしれませんが、1日に換算するとおよそジュース1本分です。
ちなみに、節約するならまずは携帯電話料金や保険代などの毎月かかる固定費からです。これらを見直せば5千円なんてあっという間です。
また、固定費は1度見直せばその先は労力なしでずっと節約できます。めんどくさいかもしれませんが、効果も大きいので、始めだけ頑張りましょう!
節約できたら投資しよう!
節約することで貯めたお金は投資して資産運用を加速させましょう!おすすめは積立投資です。
積立投資には主に以下の2つのメリットがあります。
積立投資のメリット1:お金を使いすぎることがない
積立投資では毎月自動的に引かれる設定ができるため、その分だけ手元からお金が無くなります。
このため、お金を使いたくても使えなくなり、強制的に節約しなくてはいけなくなります。
積立投資のメリット2:ドルコスト平均法なので、損をしにくい
ドルコスト平均法とは、積立投資そのものです。一定の金額で投資商品を買い付けるため、投資対象が安い時には大量に買い、高い時には少しだけ買うということになります。
これにより、平均買付価額が安くなりやすい、という特徴があります。このため、損をしにくいです。
積立投資に元手は関係ありません。節約して浮いた分のお金は積立投資をしましょう!
節約できたらすぐに積立投資を始めよう!
積立投資はいつ開始してもリターンが悪化しにくいです。逆に上昇局面を逃せばリターンが悪化するため、早めに積立投資を開始することをオススメします。以下の記事にて詳しく解説しています。
https://shimazoh.hatenablog.com/entry/reserve-start/
まとめ
本記事では「元手が少ない人が投資より先にすべきこと」と題して解説してきました。
結論は以下となります。
- まずは節約から始めましょう(節約は固定費から!)
- 節約して浮いたお金は積立投資をしましょう。