【キーボード】ホームポジションで矢印キー操作をする
矢印キーなどを打つ際にホームポジションから手を動かさないといけないのですが、最近この動きがタイピング速度を落としているなあと感じるようになりました。
そこで、Windows10でホームポジションに手を置いたまま一通りの操作ができるようにキーボードの設定を見直しました。
方針
以下のように操作を変更したいと思います。
操作 キー割当て ← 「カタカナ/ひらがな」+h ↓ 「カタカナ/ひらがな」+j ↑ 「カタカナ/ひらがな」+k → 「カタカナ/ひらがな」+l Home 「カタカナ/ひらがな」+y End 「カタカナ/ひらがな」+u PageUp 「カタカナ/ひらがな」+i PageDown 「カタカナ/ひらがな」+o BackSpace 「カタカナ/ひらがな」+p Delete 「カタカナ/ひらがな」+@
「カタカナ/ひらがな」キーは使用しないので、このキーとの組み合わせで様々な操作をします。
矢印キーだけでなく、使用頻度が高くホームポジションから遠いキーはすべて「カタカナ/ひらがな」との組合せに割り当てます。
キーボード設定の変更
Windows10標準の機能で望み通りのことを実現するのは大変そうだったので、フリーソフトを使って設定変更していきます。
「カタカナ/ひらがな」キーをF13に変更する【ChangeKey】
まずは、ChangeKeyというフリーソフトを使って、「カタカナ/ひらがな」キーをF13に変更します。リンク先からダウンロードできます。
変更方法については以下のサイトが参考になります。
一見この置換えは不要なように思えますが、私の場合はやらないとうまくいきませんでした。理由は後述します。
F13との組合せを様々な操作に割り当てる【AutoHotKey】
次に、F13とキーの組合せを各種操作に割り当てます。
ここではAutoHotKeyというフリーソフトを使用します。
AutoHotKeyでキー割り当てを変更する方法は以下の記事が参考になります。
私の場合は、上記のサイトとは割当てが異なります。
以下のリンク先に、AutoHotKey内でのキーの変数名が載っているので、これを参考にして.ahkファイルを作成します。
出来上がった.ahkファイルはこんな感じです。
F13 & h::Send, {Blind}{Left} F13 & j::Send, {Blind}{Down} F13 & k::Send, {Blind}{Up} F13 & l::Send, {Blind}{Right} F13 & y::Send, {Blind}{Home} F13 & u::Send, {Blind}{End} F13 & i::Send, {Blind}{PgUp} F13 & o::Send, {Blind}{PgDn} F13 & p::Send, {Blind}{BS} F13 & @::Send, {Blind}{Del}
これをスタートアップフォルダに保存すれば、PC起動時に設定が反映されます。
「カタカナ/ひらがな」をF13に変更する理由
はじめに 「カタカナ/ひらがな」 をF13に変更せずに、キー割り当てを実現しようとしたのですが、 「カタカナ/ひらがな」 キーが押しっぱなし状態になってしまい、うまくいきませんでした。
こちらの記事によるとScrollLockが押しっぱなしになる現象もあるようです。
キー配列を変更してみての感想
キー配列を変更してしばらく使用しているのですが、慣れるまでは考えないと操作できないので難しいです。一方、ホームポジションから手を離すことなくタイピングし続けられるのは、思った以上に快適です。
変更後の操作に慣れてホームポジションで何でもできるようになると、HHKBとかの高級でコンパクトなキーボードが欲しくなっちゃうんでしょうか…